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過去のチャレンジ25キャンペーンの活動報告アーカイブ

2010年2月8日(月)
内閣官房、環境省

地球温暖化防止のための新たな国民運動「チャレンジ25キャンペーン」がスタート!
キックオフ・イベントで鳩山総理らが参加を呼びかけました

政府は、地球と日本の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくための行動を、「チャレンジ25」と名付け、あらゆる政策を総動員し地球温暖化防止対策を推進していくことを掲げています。これは、鳩山由紀夫内閣総理大臣が昨年の国連気候変動サミットにおいて、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比25%削減すると表明したことを受けたものです。その具体策の一つとして温暖化防止のための国民運動を「チーム・マイナス6%」から「チャレンジ25キャンペーン」へとさらに推し進め、よりCO2削減に向けた運動へと生まれ変わりました。本キャンペーンを国民に広く理解、認知していただき、温暖化防止活動を強力に推進していくために、1月14日(木)、総理官邸で「チャレンジ25キャンペーン」のキックオフ・イベントが開催されました。

キックオフ・イベントに先立ち、環境大臣室では「チャレンジ25キャンペーン」メッセンジャーの任命式が行われました。テレビやラジオの気象情報番組で活躍する気象キャスター18名を「チャレンジ25キャンペーン」メッセンジャーに任命し、キャンペーンについての情報発信を託します。挨拶に立った小沢鋭仁環境大臣は「温暖化を日々感じているであろう気象キャスターの皆さんに、チャレンジ25キャンペーンのメッセンジャーとして、国民の皆様に、温暖化対策をしっかりやろう、というメッセージを発信していただきたい」と激励。小沢環境大臣から出席者ひとりひとりにメッセンジャーのたすきが手渡され、全員が一丸となって活動を行っていくことを表明しました。

続いて、総理官邸において「チャレンジ25キャンペーン」キックオフ・イベントがスタート。本キャンペーンは鳩山総理をリーダー、小沢環境大臣をサブリーダーとし、国民の皆様とともに力強く温室効果ガス排出量の削減を進めていくものです。

鳩山総理はあいさつで、「私が総理になってすぐに国連で、1990年レベルで2020年までに25%温室効果ガスを削減しようじゃないか、皆様も一緒に協力しよう、と呼びかけました。私は日本ならばできる、世界の中でまず日本がその範を示せる、そう思っています。今一番大事なのは、産業界の努力と同時に、一般のご家庭の皆様が、私たちが変わろうじゃないかというお気持ちになっていただくことだと思っています。」と述べました。

次に、小沢環境大臣が登壇。「いま人類が直面している危機を日本が先頭に立って解決をしていく。それを実行していくために、国民の皆様と政府が一体となって取り組んで、必ず2020年にCO2を1990年比で25%カットを実現する運動を進めていきたい」と力強くアピールしました。そして、チャレンジ25キャンペーンが国民に呼びかける具体的な取組として掲げる「6つのチャレンジ」を紹介。

◇「チャレンジ25キャンペーン」が推進する「6つのチャレンジ」
1.エコな生活スタイルを選択しよう
2.省エネ製品を選択しよう
3.自然を利用したエネルギーを選択しよう
4.ビル・住宅のエコ化を選択しよう
5.CO2削減につながる取組を応援しよう
6.地域で取組む温暖化防止活動に参加しよう

さらに、各チャレンジを生活の中で誰にでも実行できる方法として「25のアクション」を挙げています。「チャレンジ25キャンペーン」では、「6つのチャレンジ」に賛同しCO2排出量削減に取組む個人や企業を「チャレンジャー」として登録し、実践に努めてもらいます。

続いて、キャンペーンのシンボルとして、ロゴマークとスローガンが発表されました。

未来が変わる。日本が変える。チャレンジ25

「チャレンジ25キャンペーン」のスローガンは「未来が変わる。日本が変える。」
地球温暖化は世界全体の問題であり、国民全体が力強く温室効果ガス25%排出削減の実践に取り組み、挑戦の輪を広げていくことを表現しています。

続いては、「チャレンジ25キャンペーン」への参加を国民に広く呼びかけ、先頭に立って実践していただく応援団の結成が発表されました。応援団のキャプテンに任命されたのは、俳優の加山雄三さん。キャプテン就任の挨拶として加山さんは「鳩山総理のグローバルな考えに賛同しました。自分自身はエコなことは何もやっていないのですが、国民の皆様の中にはまだやっていないという方もたくさんおられると思うので、そういう方々と一緒になって、地球全体の将来に向かって真剣に取り組んでいきたい。今日から新しいスタートという気持ちで皆様と一緒にエコに挑戦したい。まずは身の回りからやっていこうと思います」と意気込みを語りました。

また、「チャレンジ25キャンペーン応援団」を代表して、各界の有識者および著名人が出席。応援団としての抱負を語りました。

○別所 哲也氏(俳優、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア代表)
「世界中の映像作家たちが環境問題を考えていることを知って、主宰している短編映画祭で環境を考える部門を作り、取り組んできました。この映画祭を通じて、日本人が温暖化防止にチャレンジしていることを世界に発信していきたい」

○上戸 彩氏(女優)
「最近はソーラー充電できる携帯電話が出たりしていますが、そういうエコな製品がこれからたくさん増えていけばいいなと思います。私たちの仕事は、たくさんの方にメッセージを届けられる仕事なので、これからもエコ活動を地道に頑張っていきたいと思います」

○杉本 彩氏(女優、作家)
「野生動物や海の現状をニュースで見るたびに心が痛みます。愛と思いやりをもってエコ活動に取り組んでいき、さらに意識を高めていきたいと思います」

○大林 素子氏(スポーツキャスター)
「スポーツ界も環境破壊、環境汚染で苦しんでいます。早ければ50年後、ビーチバレー、スキー、スケートなどほとんどのスポーツがなくなるともいわれています。いま、アスリートたちが立ち上がり、自分たちでできることを頑張っており、これからも温暖化防止を伝えていきたいと思います」

○岡田 武史氏(サッカー日本代表監督)
「30年ほど環境問題に関わっていますが、自分自身を省みるとなかなか一歩が踏み出せていないのが現状です。これを機会に、6つのチャレンジを自分自身もやっていきたい」

○杉山 愛氏(元プロテニスプレイヤー)
「昨年まで現役生活を送っていましたが、海外でプレーする環境の中でも温暖化を感じていました。まず自分ができることから、皆さんとともに頑張っていきたいと思います」

次に、キャンペーンのスーパーアドバイザーで、三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏が挨拶。専門家の知見から「チャレンジ25」を国民運動にしていく意義を話しました。「いま日本のエネルギーの55%は、家庭、オフィス、輸送を含めた日々の暮らしで消費されています。ものづくりの部門で削減するよりも、ここの部門を削減することが成功のカギとなります。エネルギー消費を削減すると、暮らしの質が向上し、初期投資も回収できる。そして、ものづくりも活性化できる。25%削減は日本にとって大きなチャンスになる」と語りました。

本キャンペーンを国民運動として進めていくためには、産業部門の温暖化対策へのさらなる前向きな取組も欠かせません。今回、環境省が認定した業界のトップランナー企業で組織された「エコ・ファースト推進協議会」の議長・副議長企業の代表者も出席。企業としての今後の抱負が語られました。

○株式会社INAX 代表取締役社長執行役員 川本 隆一氏
「2050年にCO2、80%削減という長期目標を掲げて環境活動に取り組んでいます。「つくる」「つかう」「もどす」の場面でイノベーションを起こし、チャレンジ25を実践することで持続可能な社会に貢献したいです」

○キリンビール株式会社 常務取締役生産本部長 中島 肇氏
「エコ・ファースト企業としての約束を確実に達成することを目指し、環境経営先進企業としての活動を強化し、2012年に1990年比でCO2排出量を60%削減する中期目標の早期達成に向けて取り組みます」

○積水ハウス株式会社 代表取締役会長兼CEO 和田 勇氏
「CO2削減に向けて力を入れるべきはまさしく家庭部門。当社はCO2を100%オフできる住宅も提供しています。環境配慮住宅『グリーンファースト』を推進していますが、今後は既築の住宅に対してのリフォームなどいかにCO2削減をしていくかが大きなテーマだと考えています」

○株式会社ビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋 宏幸氏
「省エネ家電の普及と3Rの推進を評価いただきエコ・ファースト企業に認定され、温暖化防止を推進してきましたが、これを機に更に強化してまいります。今後、業界のトップランナーとしてリードし取り組んでまいります」

○ユニー株式会社 代表取締役社長 前村 哲路氏
「小売業として、消費者とともにCO2削減を目指すライフスタイルを追求していきたいです。野菜の地産地消、レジ袋を使わない買い物、商品のカーボン・フットプリントによるCO2の見える化などを進めたいと考えています」

○ライオン株式会社 代表取締役社長 藤重 貞慶氏
「事業活動のCO2削減に加え、家庭からのCO2削減にも貢献し、2020年に90年比で67%削減を目指しています。CO2を増やさない植物原料の活用や商品のコンパクト化などで生活スタイルのエコ化を進めていきたいです」

さらに、本キャンペーンのメッセンジャーとして、気象の面から地球温暖化問題の解決を訴えていく、気象キャスター18名が発表されました。

○天達 武史氏
○石原 良純氏
○今村 涼子氏
○岩谷 忠幸氏
○岡田 真奈美氏   
○奥村 政佳氏
○小林 豊氏
○図師 純子氏
○中嶋 美年子氏
○半井 小絵氏
○根本 美緒氏
○平井 史生氏
○藤森 涼子氏
○渕岡 友美氏
○松並 健治氏
○美濃岡 洋子氏
○森田 正光氏
○山本 志織氏

フジテレビ「とくダネ!」
フジテレビ「スーパーニュース」
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」
日本テレビ「スッキリ!!」
ラジオ日本「ヨコハマろはす」ほか
RAG FAIR(アカペラボーカルグループ)
TBS「みのもんたのサタデーずばッと」
NHK World「NHK NEWSLINE」
日本テレビ「NNN Newsリアルタイム」ほか
NHK「ニュース7」
TBS「みのもんたの朝ズバッ!」
日本テレビ「ズームイン!!SUPER」
日本テレビ「日テレNEWS24」
NHK「おはよう日本」
テレビ朝日「ANN NEWS&SPORTS」
テレビ東京「TXNニュース」(土・日)
TBS「イブニング・ファイブ」
NHK「ニュース7」

18名を代表して、石原良純さんと根本美緒さんが挨拶。石原さんは「気象キャスターとして、いま何が起こっているのか、そこにどういう問題があるのか、またそれに対してどういう技術が養われているのか、を伝えていく必要があると思います」、根本さんは「いま気象キャスターたちは全国の学校を回って子どもたちに環境問題の話をしています。今後は気象キャスター、メッセンジャーとして、さらにいろいろなことを伝えていきたいと思います」と話しました。

イベントの最後は、出席者全員による「チャレンジ25キャンペーン」セレモニーで締めくくられました。ステージ後ろのスクリーンには、地球シミュレータで描いた、温暖化が進んだ地球をイメージした映像を紹介。平均気温の急激な上昇で、赤い光を放つ地球の姿です。そんな地球を模した「赤い地球儀」がステージ中央に登場。ひとりひとりの国民、企業のチャレンジの積み重ねがこの地球を守ることにつながり、その第一歩が今日のキックオフ・イベントであるという決意の結集として、全員が赤い地球儀に手をかざすと、青く美しい地球の姿に変化していきました。

新たな国民運動としてスタートを切った「チャレンジ25キャンペーン」。今後は、CO2の少ない生活スタイルの提案やキャンペーンのキャッチフレーズなどの公募、チャレンジ25関連政策の情報提供などを通じて運動を推進していく予定です。

鳩山総理
「チャレンジ25キャンペーン」のリーダーを務める鳩山総理
小沢環境大臣
サブリーダーとして強い決意を述べた小沢環境大臣
加山雄三さん
応援団キャプテンに就任した加山雄三さん。
海を愛し、山を愛し、自然保護活動を普段から行っています

■ 応援団を代表して出席した著名人の皆さん

別所 哲也さん   上戸 彩さん   杉本 彩さん
別所 哲也さん 上戸 彩さん 杉本 彩さん
大林 素子さん   岡田 武史さん   杉山 愛さん
大林 素子さん 岡田 武史さん 杉山 愛さん
小宮山 宏さん
スーパーアドバイザーとして、本キャンペーンを推進していく意義を訴える
小宮山 宏さん

■ 「エコ・ファースト推進協議会」議長・副議長企業の代表者の皆さん

INAX 川本 隆一さん   キリンビール 中島 肇さん   積水ハウス 和田 勇さん  
INAX 川本 隆一さん キリンビール 中島 肇さん 積水ハウス 和田 勇さん
ビックカメラ 宮嶋 宏幸さん   ユニー 前村 哲路さん   ライオン 藤重 貞慶さん  
ビックカメラ 宮嶋 宏幸さん ユニー 前村 哲路さん ライオン 藤重 貞慶さん
「チャレンジ25キャンペーン」メッセンジャーに任命された18名の気象キャスター   石原良純さん   根本美緒さん
「チャレンジ25キャンペーン」メッセンジャーに任命された18名の気象キャスターを代表して、
石原良純さん、根本美緒さんが挨拶
「チャレンジ25キャンペーン」セレモニー   「チャレンジ25キャンペーン」セレモニー
出席者全員による「チャレンジ25キャンペーン」セレモニー。「赤い地球儀」に出席者の皆さんが手をかざすと、青く美しい地球に。ひとりひとりが力を合わせることが地球を守ることにつながります

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