Fun to Shareのキックオフイベントに賛同企業代表として登壇したエコ・ファースト企業のライオンは、事業活動を通じて、また商品を通じて環境対策に力を入れてきました。多くの人が毎日使い、ひとりひとりの生活に溶け込んでいる商品特長を生かし、商品から環境メッセージを発信する取組を始めています。

「お客さまに商品を通じて環境配慮の重要性を知ってもらおうと、 “葉っぱ”の形をした環境マークと、環境スローガンの「暮らし、まいにち、エコ。」を組み合わせた新たな環境ロゴを制定しました。環境ロゴと、環境説明文を併記したものを環境ラベルとして、2014年1月からライオンのエコ基準をクリアした商品のパッケージに表示しています」と、CSR推進部環境保全推進室の角谷治夫化学物質管理専任部長。環境ラベル表示の第1号は、衣料用液体洗剤の「トップNANOXつめかえ用」で、本体ボトルよりプラスチック利用量が少ない詰め替え容器を採用することで、洗濯1回あたりの廃棄プラスチック量の80%以上削減を実現しました。
「ライオンの商品は毎日使ってもらうものですから、暮らしの中でふと環境ラベルを目にしてもらうことで、お客さまが商品を使うことで環境に貢献していることを伝え、さらに環境に貢献している商品をもっと使っていこう、と意識してもらえれば嬉しいですね」(角谷部長)

<環境ラベル第1号の「トップNANOXつめかえ用」を説明する角谷治夫化学物質管理専任部長(左)
/環境ロゴと具体的な環境貢献の数字を組み合わせた環境ラベル(トップNANOXつめかえ用大)>

環境ラベルは、商品ライフサイクルの「原材料調達」「製造」「物流」「使用」「廃棄」のそれぞれの段階で定められている評価項目の基準をひとつ以上クリアした商品に、順次表示しています。「現在(2015年3月)、100商品近くになっています」と、CSR推進部環境保全推進室の羽鳥桂子副主任。今後も、環境ラベル付き商品はさらに増えていく見込みです。

「原材料調達」に関しては、明治24年創業のライオンは、大正時代に「植物生まれの石けん」を日本で初めて発売しています。「植物由来の原料は、大気中のCO2を増やさない『カーボンニュートラル』ですが、大正時代はもちろん、そんな考え方はありません(笑)。しかし、当時から石油は有限の資源であり、いつかはなくなると考え、再生可能な原料を使おうと研究に取り組んで来ました。植物由来の原料を追求することは、ライオンのDNAです」(角谷部長)
衣料用粉末洗剤「トップ プラチナクリア」でも、内容物(有機成分)中に植物原料が約70%(炭素数比※1)使われています。
※1:炭素数比=内容物(有機成分)中の植物原料由来の炭素数/内容物(有機成分)中の全炭素数

<日本初の植物由来原料を使用した「植物性ライオンせんたく石鹸」(左)
/「トップ プラチナクリア」にも環境ラベルが!>

「使用」時に関しては、洗剤など水とともに使うことが多いことから、節水に役立つ商品を開発することに力を入れています。例えば、衣料用液体洗剤「トップNANOX」「トップHYGIA」は、泡切れが良いので、すすぎ1回でOK。水道代が減ったとの声が多く寄せられ、節水効果をユーザーが実感できる商品です。また、お風呂用洗剤「おふろのルック」も泡切れの良さですすぎがすぐに完了し、従来品に比べて30%の節水になります。
「洗浄力が高く、泡切れの良い洗剤は、短時間運転のスピードコースでもきれいになります。節水だけでなく節電にもつながるので、CO2削減に貢献できます」(羽鳥副主任)

<水を節約することでCO2に貢献する「トップNANOX」(左)
/「トップHYGIA」(中)/「おふろのルック」(右)>

商品ライフサイクル全体の様々な段階で環境への取組が進むだけあって、ライオンは事業活動でのCO2削減の取組も活発です。各部署から代表者を出して「Fun to Share委員会」を作り、目標を立てて具体的な取組を行っています。さらにエネルギーマネジメントシステムを導入している工場やオフィスビルもあり、「エネルギー使用量が目に見えてわかるので、成績表を付けられているようで、気が引き締まります(笑)」(角谷部長)と、社員の意識が高くなる仕掛けを取り入れています。
また、商品を通じての環境啓発だけでなく、スーパーなどの店頭での環境PRイベントや、地元の東京都墨田区の環境イベントにも積極的に出展。日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ展」でも、洗濯や掃除など身近なテーマで、楽しくわかりやすく説明された展示は、毎年好評です。

<毎年好評のエコプロダクツ展におけるライオンの展示(2014年)。具体的なイラストがわかりやすい!>

「環境第一でガマンする生活は、長続きしません。知らず知らずのうちに環境配慮と快適な生活を両立できる商品を、今後も開発してお客さまにお届けします」と、角谷部長。どんな環境配慮がされているのか、商品に表示された環境ラベルには、具体的な数字とともにわかりやすく書かれています。今後のライオンの環境配慮商品と環境ラベルに注目していきましょう!

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