前編に続く後編は、航空機や作業用ユニフォームなど、ビジネス環境で活用されている環境改善のアイデアや、子どものおもちゃや街づくりなど、身近な場所で実践されている事例をご紹介します。

 

1.飛行機の軽量化で、エネルギー効率をアップ!「ANAボーイング787型機 モデルプレーン」

LCCの普及や軽量化により、飛行機の利用は私たちにとってより身近なものになっています。そんな中、飛行機のエネルギー効率も、低炭素社会を実現するための大きなポイントです。
会場では、ANAボーイング787型機のモデルプレーンでテスト採用されている、軽量・高剛性の炭素繊維複合材を紹介しています。従来の機体では12%程度しか使用されていない炭素繊維複合材を50%も使用(重量比)することで、機体の軽量化を実現し、在来機のボーイング767型機に比べて約20%の燃費改善を実現しました。

会場には、炭素繊維複合材と従来の素材を持ってその重さを比べられる体験コーナーなどが設置されています。実際に持ってみると、その重さの違いにびっくり!ぜひ実感してみてください!

 

 

2.「住まいづくり」から「街づくり」へ。地域ぐるみで実現する低炭素社会「スマートシティ」

太陽光発電や、カーシェアリングの活用は、個人だけでなく、街ぐるみで取り組むことが理想。毎日に必要なエネルギーをそれぞれの地域で創り、蓄え、使い続ける取組が、日本各地で始まっています。

  • ・街ぐるみで作った電力状況とその収支ががひと目で分かる「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」の導入。
  • ・車は個人が所有するのではなく、街が所有するものという概念のもと、公共施設にEVカーシェアリングを導入。

これらの取組は、大和ハウスグループが提案する「スマ・エコ シティ」で実現した事例です。あなたの街でも、すでにこうしたアクションが始まっているかも!?

 

 

3.遊びながら環境に貢献!?タカラトミー「エコトイ」

おもちゃのロングセラー「リカちゃん」「プラレール」にも、エコを意識したラインナップがあることをご存知ですか?

タカラトミーとパナホームが共同開発する「リカちゃんおしゃべりスマートハウス ゆったりさん」は、よくあるドールハウスのように見えながら、子供の関心が高いスマートフォンを活用したAR(拡張現実)など、さまざまな技術を採用した新技術が満載!
専用アプリを起動したスマホで「冷蔵庫」や「玄関」を撮影すると、「開けたらこまめに閉めようね」「EV(電気自動車)に充電した?」といった声が再生されたり、エコ生活にちなんだクイズやゲームが盛り込まれるなど、遊びの中で、環境への意識が自然にはぐくまれる仕掛けがいっぱい!

また、ラウンジの入り口付近で子ども達に大人気なのが「エコレール」。男の子なら誰もが夢中になる「プラレール」のエコ商品です。素材の50%以上が、廃棄されたプラスチック製品を加工した再生プロポリペレン。おもちゃ初の「エコマーク」認定商品です。

子どもだけではなく、大人も一緒に遊びを共有する中で、環境に配慮するさまざまなアイデアが発見できるかもしれません!

 

 

4.宇宙服の冷却下着を日常に!?「冷却下着ベスト」

宇宙服用の冷却下着の開発に参加してきた日本ユニフォームセンターは、帝国繊維などと協力し、冷水を循環させるチューブを内蔵した冷却ベスト「Cooling by the space technology 冷却下着ベスト型」を開発。5月30日から限定1000着を販売し、注目を集めています。

宇宙服用冷却下着は身体を効率良く冷却できるように、チューブの長さ・本数・冷却部位が設計され、汗を短時間で吸収、蒸発させてべたつきを防ぐ仕組みになっているのだとか。

会場では、冷却システムで冷やされたベストに実際に触れることが可能。触ってみると驚くほどの冷たさで、どんな猛暑日でも心地よく過ごせそうです!

 

 

 

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