個人間の小包に加え、通信販売の普及で、今や私たちの生活に欠かせない宅配便。取扱総数は20年前の約3倍にも膨れ上がっています。それに伴い、荷物を運搬するトラックの稼働も増え、地球環境への影響が懸念されています。荷物は増える一方でありながら、環境への影響も最小限に抑えなくてはならない…佐川急便はこの状況に立ち向かうべく、次々とCO2削減のための取り組みを実践し、低炭素社会へ向けて走り続けています。

まず1997年から取り組んでいるのが、天然ガストラックの導入です。天然ガストラックは一般的なディーゼルトラックに比べ、CO2やNOx(窒素酸化物)が削減でき、PM(粒子状物質)はまったく排出されない3拍子揃ったクリーンなトラック。2014年3月現在の保有台数は3,981台で、国内の天然ガストラック普及台数の20%以上!2011年には国際天然ガス自動車協会が実施した「一企業・団体における天然ガス自動車保有台数調査」において、保有台数がトラック部門で世界一であると認定されるほど、先駆けて導入を進めています。

 

<保有台数トラック部門世界一の天然ガストラック>

 

また、都市部を中心に「サービスセンター」を設置し、ここを拠点に自転車や台車を使った人力での集荷・配達を行うことで、車両使用を抑制しています。重い荷物も担いでしまうパワー、爽やかな笑顔で多くの女性を虜にしたセールスドライバー「佐川男子」がオフィス街を走る姿を見かけたことがある方も多いと思いますが、近隣のサービスセンターから走ってきたのかもしれません!京都祗園のサービスセンターでは、セールスドライバーが車夫をイメージしたユニフォームを着用し、歴史的景観にとけ込む姿で業務を行っています。現在344カ所のサービスセンターが設置され、約1,500台相当の車両使用抑制につながっています。

 

<車両使用を抑制できるサービスセンターから徒歩で荷物をお届けします>

 

<京都祇園では、景観にとけ込むユニフォームで配達!>

 

さらに、2004年に開発されたのが、佐川急便専用の電車型特急コンテナ列車「スーパーレールカーゴ」。トラックから、環境に優しく大量輸送が可能な海運や鉄道に転換する「モーダルシフト」推進の一環で、東京−大阪間を夜間に上り下り各1便運行しています。実はこのスーパーレールカーゴは貨物鉄道ファンにも大人気!2005年には鉄道友の会より貨物車両としては初となる「ブルーリボン賞」を受賞。模型にもなり、疾走する姿が動画サイトに次々とアップされるほど。そして、その積載量は往復で10tトラック56台分!人気と実力を兼ね備えた自慢の専用特急なのです。

 

<往復で10tトラック56台分の積載量を誇る「スーパーレールカーゴ」>

 

他にもエコ安全ドライブの徹底や、森林保全など、数多くの取組を実施していますが、これらの取組はサービス面の向上にもつながっています。例えば、都市部に設置されたサービスセンターはオフィス街の身近な存在となり、お客様の要望に対し素早く対応することができます。また、専用特急へのモーダルシフトは、高速道路等での渋滞発生による遅延を回避し、長時間運行によるドライバーの労務面でのリスクを軽減することにつながります。
低炭素社会への貢献はもちろん、多くのメリットがあるからこそ、佐川急便の取組は持続可能なものになっています。佐川急便のトラックやセールスドライバーを見かけたら、今までとは少し違う視点でチェックしてみると、新たな発見があるかもしれません!

 

<物流環境管理士でもあるCSR推進部環境課の竹下博士係長>

 

<東京本社エントランスでは、佐川急便の環境への取組を展示>

 

<四国にある自社保有林の間伐材から作られた、来訪者が着けるゲストバッジ>

 

 

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