夏至の日に夜の8時から10時まで消灯を呼びかける「100万人のキャンドルナイト」(主催:大地を守る会、J-WAVE、特別協力:環境省)が、夏至前日の6月21日(日)に増上寺(東京都港区)で開催されました。

「100万人のキャンドルナイト」は、夏至と冬至の夜8時から10時、電気を消して、ひとりひとりが大切なものを考えてみることを呼びかけるイベントです。環境省の「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」と同じ2003年に始まり、今年が13回目の開催となります。環境省は「Fun to Share」のロゴと「ライトダウンキャンペーン」のPRを会場内に設置したほか、ステージからは7月からスタートする「COOL CHOICE(クールチョイス)」を呼び掛けました。

<Fun to Shareロゴとライトダウンキャンペーンの告知(左)/
ステージ上にもFun to Shareロゴを大きく掲示!(右)>

当日の天気予報は雨。日中は予報どおりの雨天でしたが、キャンドルナイトステージが始まる夕方から雨が上がり、柔らかな日差しが差し込む感動的な展開に!オープニングの明星学園和太鼓部のパフォーマンスの後、2人組ユニットmoumoonのライブが行われました。フランス語で「やわらかい」を意味する「mou」と、英語で「月」を意味する「moon」を組み合わせたユニット名は、キャンドルナイトにピッタリ!雨上がりの柔らかな日差しが徐々に傾いて行く中、幻想的なライブとなりました。

<ステージ開始時刻の夕方には、雨が上がりました!(左)/2人組ユニットmoumoonのライブ(右)>

続いて、環境省地球環境局地球温暖化対策課の土居健太郎課長が、国連広報センターの所長の根本かおる所長ともにステージに登壇。根本所長は「今年は5月の段階でとても暑く、台風の発生スピードも速くて、地球がどこかおかしくなっている?と感じますが、これは地球温暖化の影響が大きいと言われています。温暖化を食い止めるために、政府や企業、国民ひとりひとりがもっと意識を高め、できることに取り組んでいくことが必要です」と挨拶しました。
続いて土居課長は、CO2排出削減目標達成のために、無理をしないで楽しく取り組む「Fun to Share」と、日本が世界に誇る省エネ技術や地球にやさしい暮らし方を積極的に選択する「COOL CHOICE」についてアピールしました。
「家庭で使う電力のうち、15%が明かりによるものです。この明かりをキャンドルに変えて楽しんだり、省エネにつながるLED照明に変えることで、CO2削減に貢献できるので、ぜひこのイベントで明かりについて考えてみてください。このイベントをTwitterやSNSでシェアしていただくことも『Fun to Share』です。また、7月からスタートする『COOL CHOICE』は、ぜひ選んでほしい環境技術に示していきますので、皆さんが選ぶ手助けになると思います。店頭で見かけたら、ぜひ積極的に選んで『COOL CHOICE』を実践してください」と、呼びかけました。

<地球温暖化対策への取組を呼びかける国連広報センターの根本所長。(左)/壇上でCO2排出削減目標達成のための取組を説明する土居課長。「COOL CHOICE」実践を呼びかけました。(中、右)>

その後のライブは藤巻亮太さんが登場し、さらに盛り上がりを見せました。そして、夜8時に向けて、ステージも観客も一緒になってカウントダウン。8時を迎えると、増上寺の会場全体と、東京タワーが一斉にライトダウンしました。J-WAVEの人気ナビゲーター、レイチェル・チャンさんが、谷川俊太郎さんの詩「生きる」を朗読しました。

<藤巻亮太さんのライブ。「レミオロメン」時代の曲も演奏され、盛り上がりました!(左・中)/
キャンドルの明かりの中、レイチェル・チャンさんが「生きる」を朗読しました。(右)>

キャンドルが揺れる厳かな雰囲気の中、田島貴男(ORIGINAL LOVE )さんのライブがスタート。ソウルフルで力強いパフォーマンスがひとりひとりの心に響き、「でんきを消して、スローな夜を」の合言葉のもと、会場全体の一体感が感じられる夜となりました。

<田島貴男さんのライブ。幻想的な雰囲気の中、ソウルフルな歌声が響き渡りました!>

場内は、オーガニック野菜の販売や、使用済みの天ぷら油を資源として回収するブースなどが出店した「ORGANIC MARCHE」、主催者の大地を守る会の食材を使ったメニューなどを販売する「ORGANIC FOOD FOREST」、東日本大震災の被災地に全国からのメッセージを届けるプロジェクト「アカリトライブ」のライブステージなど、多彩なプログラム。昼夜を通じて、多くの人にご来場いただき、「Fun to Share」、「ライトダウンキャンペーン」そして「COOL CHOICE(クールチョイス)」をアピールし、6月22日の夏至の日と7月7日のクールアース・デーの一斉消灯を呼びかけるイベントとなりました!

<オーガニック野菜を使ったメニューが提供されたフードブース。(左)/
昼夜を通して多くの方が来場されました。(右)>

「100万人のキャンドルナイト@増上寺2015」公式サイトはこちら

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