2月28日(土)、3月1日(日)、「2015 FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会」(主催:国際スキー連盟(FIS)、(公財)全日本スキー連盟(SAJ)、特別協力:環境省)が開催されました。
この大会で環境省は、「いつまでもスキーを楽しむために~Fun to Share みんなでシェアして、低炭素社会へ。」をスローガンに、出場選手たちの協力も得ながら、様々な取組で地球温暖化防止を呼びかけました。

<「Fun to Share」のメッセージバナーと出場選手たち>

日本選手が率先して低炭素アクションの寄せ書きを!

地球温暖化の影響を強く受けるスキーをはじめとするウィンタースポーツ。そうした観点から、環境省では2007年から全日本スキー連盟と連携して、地球温暖化防止への取組を呼びかけてきました。
今回の大会では、「Fun to Share」ブースや、競技コースのサイン掲出、出場選手のビデオメッセージなど、様々な方法で取組への参加をアピールしました。

会場ロッジ内の「Fun to Share」ブースでは、「Fun to Share」や「ウォームシェア」のパネル展示や、個人サポーターの募集を行いました。
低炭素アクションの寄せ書きをしていただくメッセージバナーには、日本人選手に率先して書き込みをしていただいたたほか、多くの来場者の皆さんにも記入いただきました。

<「Fun to Share」ブースでは、たくさんの方が低炭素アクションの寄せ書きを。>

<(上段)たくさんの日本人選手が寄せ書き。
(下左)大会アンバサダーの上村愛子さんも参加!(下右)完成した寄せ書き>

競技コースや会場の各所で「Fun to Share」のメッセージやマークをアピール

屋外では、競技場のコースサイドとロッジのテラスに「Fun to Share」のバナーを、スタートゲートや表彰台及びインタビュー会場のバックボードに「Fun to Share」のロゴマークを掲出。いずれも観客の大きな注目が集まる場所です。

<(左・中)コースサイドのバナー、(右)ロッジのバナーも目立っていました>

<(左)スタートゲート、(中)表彰台、(右)インタビュー会場それぞれにロゴマークを掲出>

日本人選手からのビデオメッセージと自治体の協力

さらに、出場した日本人選手に、「自分が感じる気候変動について」と自分の「低炭素社会に向けた取組」について、ビデオメッセージをいただきました。以下はメッセージの概略です。
これらの映像は環境省動画チャンネルで公開しています。(末尾にURLを紹介)

星野純子選手

「スキー場のオープンが遅く、クローズが早くなってきているように感じます。
自分がおばあちゃんになったとき、スキーは思い出の中だけの話になってしまうのかもしれません。
未来の子どもたちにスノースポーツを楽しんでもらうために、テレビの主電源を切ったり、使わない
コンセントを抜いたり、厚着をして暖房を使わずに、節電やウォームビズを心がけています」

伊藤さつき選手

「滋賀県に住んでいますが、小さい頃やっていた雪遊びができる環境がなくなっています。
家ではテレビの主電源を切ったり、コンセントを抜いたり、エコドライブを心がけています」

岩本憧子(あこ)選手

「白馬村に住んでいますが、雪が少なくて、スキー場がオープンできなかったり、
反対に多すぎてオープンが遅れたりなど、気候が極端になっていると思います。
家庭ではみんなでリビングに集まってウォームシェアしたり、家で太陽光発電をしています」

西伸幸選手

「毎年オフシーズンにスイスのツェルマットに行っていますが、氷河が徐々に小さくなっているように思います。
クルマの発進時にアクセルを踏み込まないようにしたり、エンジンを2000回転以下で運転するようにしています」

吉川空(そら)選手

「“パウダースノーの聖地”と呼ばれる北海道の倶知安(くっちゃん)町に住んでいますが、
例年では考えられないくらい雨や重い雪が降ることが多くなって、昔のように
パウダーのいい状態に当たることがなくなり、生活の中で温暖化を感じています。
僕は北海道出身で、北海道の人は部屋の温度を高めにして薄着でいることが多いのですが、
僕は厚着して部屋の温度を下げています」

上村愛子さん(2015FISフリースタイルワールドカップ秋田たざわ湖大会アンバサダー)

「今シーズンは選手のときと違って、海外に行く機会が減りましたが、1月にオーストリアの世界選手権
に行ったときは、雪が少なく、モーグルのコースと会場のある山以外は雪がない中で大会をやっていました。
温暖化は地球規模で進んでいると思います。地球温暖化はこれからもなくなる問題ではないと思うので、
私が生きている間はスキーをやっていきたいし、次の世代、その次の世代もスキーができる世の中であってほしいです。
そのため、できるだけバスや電車に乗ったり、細かいことでも地球にやさしい活動を選択して生活しています」

また、秋田県等の協力により、大会と連携した「Fun to Share」のポスターを、秋田県庁、県内の市町村役場、幼稚園・保育所・小学校・中学校・高校、公共施設(体育館、公民館、図書館)、観光連盟加盟施設、商工会会員事業所等に約2,000枚掲出していただきました。公共施設に設置されている共用パソコンには、「Fun to Share」ホームページ閲覧と個人賛同を促すPOPを掲出していただきました。

<左から、田沢湖駅、たざわ湖スポーツセンター、秋田県庁、秋田県庁のパソコンのPOP>

<秋田県立図書館、生保内保育園・幼稚園、仙北市生保内小学校、仙北市生保内中学校>

<仙北市体育館、田沢湖図書館のパソコンのPOP>

試合では日本選手が健闘!

さて、肝心の試合で日本選手は、星野純子選手が女子シングルモーグル2位、伊藤さつき選手がデュアルモーグル2位と好成績を残したほか、迫力のプレーを見せてくれました。

<喜び合う入賞者たち(左)シングルモーグル、(右)デュアルモーグル>

<ビデオメッセージをいただいた西伸幸選手が、絶景の田沢湖を背景に飛ぶ勇姿(シングル・モーグル)!>

 

「2015FISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会」について詳しくはこちら(外部リンク)

日本人選手のビデオメッセージ

【Fun to Share】モーグル星野純子選手からのメッセージ

【Fun to Share】モーグル伊藤さつき選手からのメッセージ

【Fun to Share】モーグル岩本憧子選手からのメッセージ

【Fun to Share】モーグル西伸幸選手からのメッセージ

【Fun to Share】モーグル吉川空選手からのメッセージ

【Fun to Share】上村愛子さんからのメッセージ

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