10月17日 (金)にニューヨークの国連本部で「国連エコドライブカンファレンス」(主催:国連WAFUNIF※、共催:株式会社アスア、特別協力:環境省)が開催されました。 環境省では、環境省顧問(前事務次官)の谷津龍太郎がセッションに参加するとともに、広報ツールの掲出・提供等を行い、「Fun to Share」の活動や、日本における「エコドライブ」の取組を情報発信しました。
※WAFUNIF:The World Association of Former United Nation Interns and Fellows

<日本における取組として、「エコドライブ10のススメ」を紹介する谷津顧問(右端) >

 

4つのパネルディスカッションで、エコドライブを多面的に検討

環境省は、気候変動キャンペーン「Fun to Share」の取組として「エコドライバープロジェクト」を推進しています。燃料消費が少なく、CO2削減につながる自動車の使用方針である「エコドライブ」の普及促進を、関連省庁や関連団体と連携して行っています。 こうしたなかで、「国連エコドライブカンファレンス」は、交通と環境の施策に関わりを持つ日米欧の関係者・専門家が集まり、報告や意見交換を通じて連携することによって、エコドライブの活動が世界に広がることを目指して開催されたものです。

カンファレンスは、国連本部ビル内のカンファレンスルームで、現地時間の午前10:00から午後6:00まで、開会式に続いて、以下のプログラムと参加者により実施されました。

 

  • ●セッションI 地球環境:持続可能性
  • 司会進行:
    • Mr. Jamil Ahmad  国際環境計画(UNEP)
  • パネリスト
    • Mrs. Julie C. Becker   アメリカ自動車工業会 副会長
    • Mr. Ian Jack   カナダ自動車連盟/国際自動車連盟 委員
    • 圓山博嗣氏  日本自動車工業会  気候変動・環境委員会 委員長
    • ※写真右から上記掲載順

 

  • ●セッションII 地球環境:エネルギーと交通
  • 司会進行:
    • Dr. Samuel Lee Hancock  Emerald Planet 社長
  • パネリスト
    • Dr.Timothy C. Weiskel ハーバード大学大学院 環境マネージメント 教授
    • Ms. Allison James  ニューヨーク市 道路交通局 局長代理
    • Dr. George A. Garland  アメリカ官民アライアンス財団 部長
    • ※写真右はDr. Garland。右2人目から上記掲載順

 

  • ●セッションIII エコドライブによるソリューション
  • 司会進行:
    • 大聖泰弘氏 早稲田大学 創造理工学部 教授
  • パネリスト
    • 遠藤啓二氏 東京都トラック協会 環境部長
    • Mr.Glen P. Kedzie 全米トラック協会 副会長
    • Mr.Brandon Schoettle ミシガン大学交通研究所 プロジェクトリーダー
    • 鈴木吉徳氏 日本自動車販売協会連合会.山形県支部 支部長
    • ※写真右から上記掲載順

 

  • ●セッションIV 環境方針
  • 司会進行:
    • 島田久仁彦氏 株式会社KS International Strategies 代表取締役、国際紛争処理官、
      気候変動会議セッション議長
  • パネリスト
    • Mr.Hugues Van Honacker  欧州委員会 環境交通局事務局長
    • Dr. Willam Milczarski  ニューヨーク大学
    • 谷津龍太郎 環境省顧問(前事務次官)
    • ※写真右から上記掲載順

 

「Fun to Share」によるエコドライブの普及をアピール

本カンファレンスには、自動車産業及び行政の関係者、国連大使、メディアを含めて約200名が参加しました。
4つのセッションでパネル討論が行われたなかで、日本自動車工業会はCO2排出削減の統合的対策の一環としてのエコドライブの重要性を主張。環境省の谷津顧問は、「Fun to Share」によるエコドライブ普及活動の説明を行いました。

全体として、CO2削減・交通事故防止のために世界中でエコドライブを実践することが重要との認識が共有されました。
また、主催したWAFUNIFのHassan代表は、WAFUNIFは今後エコドライブ普及活動のサポートを続けることや、エコドライブの国連憲章を策定したいことなどを表明しました。
本カンファレンスは、NHKがTVで報道する等、メディアの注目を集めました。

<会場に掲出した「Fun to Share」及び「エコドライバープロジェクト」のポスターパネル>

 

◎「エコドライバープロジェクト」について詳しくはこちら

一覧を見る