環境省は8月4日(月)から15日(金)まで、東京駅前のJPタワー・KITTE地下1階「Tokyo City i(東京シティアイ)」で、気候変動キャンペーン「Fun to Share」の情報発信拠点「Fun to Share ラウンジ」第2期をオープンしました。
第2期は「『技術の力』で、低炭素社会へ」をテーマに、気候変動(地球温暖化)に対応する新しい技術・製品・取組、そして異常気象に適応する新しい技術・製品等を展示紹介。また、間伐材使用のうちわを使ったミニワークショップや、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんを招いたFMラジオ局・J-WAVEの番組の公開収録を行いました。

 

<ラウンジ第2期の様子。手前は子どもたちに人気の「エコプラレールタワー」>

 

気候変動と異常気象に対する新しい技術・製品・取組の展示コンテンツ

「Fun to Share ラウンジ」の開設期間は第1期と第2期に分かれ、第2期は下記のように、気候変動と異常気象に対する新しい技術や製品、取組に関する多彩なコンテンツが展示されました。

■通期:地球温暖化の現状と将来予測を伝えるパネル展示
[7月7日(月)~7月22日(火)(第1期)、8月4日(月)~15日(金)(第2期)]
地球温暖化の現状と対策に関する映像上映や、雑誌「ナショナルジオグラフィック」のバックナンバー展示も実施。 第2期では、環境省が呼びかける「エコドライバー プロジェクト」の紹介パネルも展示。

<(上段)パネル展示、(下段)映像/「ナショナルジオグラフィック」誌
/「エコドライバー プロジェクト」のパネル展示>
※写真は展示の一部です。

 

■第2期展示テーマ:「技術の力」で、低炭素社会へ  [8月4日(月)~8月15日(金)]
気候変動(地球温暖化)に対応する、様々な企業・団体の新しい技術や製品、取組を紹介するほか、今身近に起こっている異常気象に適応する新しい技術・製品等を紹介。

[気候変動(地球温暖化)に対応する新しい技術や製品、取組]
・鹿児島市:「コミュニティサイクル」
・カルビー株式会社カルネコ事業部:「環境貢献型プラットフォームEVI(Eco Value Interchange)/カーボン・オフセット付商品・サービス」
・佐川急便株式会社:「スーパーレールカーゴ」
・積水ハウス株式会社 :「先進のスマートハウス『グリーンファースト ゼロ』」
・全日本空輸株式会社(ANA):「ANAボーイング787型機 モデルプレーン、炭素繊維複合材サンプル」
・大和ハウス工業株式会社:「スマートハウス/スマートシティ 他」(冊子)
・株式会社タカラトミー/パナホーム株式会社:「リカちゃんハウス おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」
・株式会社タカラトミー:「エコプラレールタワー」(再生材料を50%以上配合した「プラレール」で構成。おもちゃ初の「エコマーク」認定商品)
・公益財団法人日本ユニフォームセンター:「冷却下着ベスト型(熱中症対策製品)/JAXA COSMODEブランド」

[異常気象に適応する新しい技術・製品]
・株式会社マブワールド:「ゲリラ豪雨傘 シームレスジャンプ100」
・カメイ・プロアクト株式会社:「cool gear(保冷チューブ付きボトル)・thermomug(2重構造マグカップ&タンブラー)」
・株式会社龍文堂:「Amaort ララ パッカブルブーツ(折りたたみレインブーツ)」
※その他、参考商品として「熱中応急処置セット」を紹介

※以下の写真は、上段左より、上記紹介順

また期間中、間伐材を使用したうちわ(1枚につき1円が森林支援になる、カーボン・オフセット付き)を毎日2回、枚数限定で希望者に配布し、片面に自由に絵を描いて持ち帰っていただく「ミニワークショップ」を実施しました。

<ワークショップで制作したうちわ>

J-WAVEの公開収録で「Fun to Share」をアピール!

「Fun to Share ラウンジ」では、8月6日(水)、葉加瀬太郎さんをゲストに迎え、平井理央さんがナビゲーターを務めるJ-WAVE(81.3FM)の番組「WONDER VISION」(毎週日曜6:00~9:00放送)の公開収録が行われました。

東京都内の最高気温が36℃となったこの日。平井さんによる「Fun to Share ラウンジ」の紹介に続いて登場した葉加瀬さんは、現在ロンドン在住。「ロンドンはもともと札幌と同じような気候で、公共機関にも個人宅にも冷房がなかったのが、ここ数年の夏は猛暑で、バスにも冷房が入るようになった」とのこと。ハイドパークでの野外コンサートなど、ロンドンっ子の夏の楽しみ方や公園の活用について紹介されました。

ロンドンで感じる、地球温暖化の問題についてシェアできる知恵や技術として、「乗り捨てのできるレンタサイクルがものすごく増えて、観光や通勤、商用などに活用されている。また、“コンジェスチョン・チャージ”(混雑課金)という、ロンドン中心部に入る車(自家用車も含む)に毎日課金される制度が機能している」とのこと。

また、「イギリス人は古いものを直して長く使うことが大好きで、家も築年数が古いほど家賃が高い。自分のヴァイオリンは1843年のイタリア製だが、ヴァイオリンも大切に使えば300年も500年ももつ」と、そのヴァイオリンで、新作アルバム「エトピリカ~ベストアコースティック~」の表題曲「エトピリカ」のさわりを演奏していただきました。

 

<葉加瀬さん(左・中)と平井さんにメッセージカードに記入いただきました>

 

お二人には「Fun to Share」のメッセージカードに記入頂きました。平井さんの「賢い買い物で、低炭素社会へ。」は、レジの前で一度冷静になって、冷蔵庫やクローゼットの中を思い浮かべ、廃棄になる無駄な買い物がないか考えようという呼びかけです。
葉加瀬さんは「息子と遊ぶ時間で、低炭素社会へ。」と記入。日中は外で遊ばせる教育方針のもと、釣りに夢中の息子さんに感化され、自分も釣りが好きになったという葉加瀬さんにとって、子どもと“外に出る”ことが健康によく、消灯時間も早くなる秘訣ということです。

最後に「ワクワクする未来のつくり方は?」という質問に、葉加瀬さんは「国の政策や取組にも、子どもの素直な意見を大人が取り入れて真面目に形にするしくみがあるといい」と語っていただきました。

子どもたちにも人気の展示で、気候変動への興味を喚起

第2期は夏休み中ということもあって、子供連れのお客様がたくさん来場されました。

沼津市の小学生の女の子のお母さんは「娘が夏休みの自由研究で東京駅の歴史をテーマにしているので、駅の写真を撮りに来ました。娘はエコにも興味があるので、Fun to Share ラウンジを見学できてちょうど良かったです」とのこと。お二人はそれぞれ、メッセージカードに「自然を大切に!」「ゴミを減らしてエコ!リサイクル」と書き込んでいました。
こうして、来場者の皆さんに記入いただいたメッセージカードで作った「Fun to Share シャンデリア」も、大きく成長しました。

展示内容も、エコトイの「リカちゃんハウス おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」や「エコプラレールタワー」が子供たちに大人気で、「スーパーレールカーゴ」や「ANAボーイング787型機」の模型も含めて、夏休みらしい楽しい展示によって、気候変動とその対応に関する興味を喚起するものとなりました。

 

<沼津市の母娘/メッセージカードで作った「Fun to Share シャンデリア」
/仙台市と千葉市の母子連れ。子供たちはエコプラレールタワーに夢中>

 

◎「Fun to Share ラウンジ」第1期について詳しくはこちら

◎「Fun to Share ラウンジ」第2期について詳しくはこちら

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