地球温暖化の現状と将来予測

IPCC第5次評価報告書(AR5)第1作業部会報告書等をベースに、
地球温暖化の現状と将来予測について御紹介します。

  • 地球温暖化の原因 20世紀半ば以降に観測された気候変動(地球温暖化)は、人間による影響が主な原因である可能性が極めて高い(95%以上)。
  • ナミビアのナミブ=ナウクルフト国立公園のひび割れた大地。(2009)
  • [気温の上昇]観測結果 1880年から2012年までの間に、世界の平均気温は0.85℃上昇。[気温の上昇]将来予測 21世紀末までに世界の平均気温は、有効な気候変動対策がとられない場合には、現在に比べ、2.6~4.8℃上昇する可能性が高い。
  • 2006年の米国アラスカ州コロンビア氷河。撮影者のバローグが1980年にこの氷河を撮影した時よりも、末端が18キロほど後退していた。(2006) プリンス・ウィリアム湾にコロンビア氷河から流れ出た無数の氷山が漂う。過去6年間で長さ3キロにわたって氷が消失、後退した。(2012)
  • [海面水位の上昇]観測結果 1901年~2010年の間に、世界の平均海面水位は19cm上昇。 [海面水位の上昇]将来予測 21世紀末までに世界の平均海面水位は、有効な気候変動対策がとられない場合には、現在に比べ、45cm~82cm上昇する可能性が高い。
  • 浸水したイタリアヴェネツィアのサンマルコ寺院の中庭。今後の海面上昇が進むと、より大規模な水没が免れないため、防潮堤の建設も進んでいる。(2008)
  • [CO2累積排出量の上限までの年数]将来予測 CO2の累積排出量※1と気温上昇は比例関係にあり、世界の平均気温の上昇を、産業革命以前※2から2℃以内に抑える※3には、CO2の累積排出量の上限が820GtC程度と予想されている。2011年までにCO2の累積排出量は515GtCに達しており、2℃以内に抑えるには、あと305GtC程度の排出が上限となる。化石燃料の排出等によるCO2の排出量は、2011年には1年あたり約10GtCであり、このままでいくと、気温上昇が2℃を超えるのは、約30年後と言われている。出典:IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次評価報告書※1:今まで大気に排出された人為起源のCO2の総量※2:1861年~1880年平均 ※3:50%を超える確率
  • 上空から見たモルディブ共和国の首都マレの街。地球上で最も低く、最も平らな国と言われている。(2013) スバールバル諸島近海に浮かぶ氷の上にたたずむホッキョクグマの親子。(2008)
  • 2010年、気候変動枠組条約COP16(カンクン)において、「世界の平均気温上昇を産業革命以前から2℃以内に抑制すべき」という国際的な合意が得られた。世界年平均気温の変化からは、2℃以上になると影響の拡大が懸念されている。(※ただし、2℃以内であれば影響がないとはいえない) フィリピンのオバンド地区は海抜の低い漁村。台風による増水で多くの家々が浸水している。(2013)

  • IPCCレポートコミュニケーター IPCCリポート コミュニケーターとは、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」により作成された「第5次評価報告書(AR5)」の内容を、広く一般の国民に伝えていく「伝え手」として活動する人々です。


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